絶海の孤島を旅して
2017.02.02
カテゴリ:旅行
絶海の孤島を旅して
1月の下旬に、沖縄本島から飛行機で約1時間の所にある大東島を旅した。
1月だけど、大阪の3,4月くらいの気候であった。また、沖縄というと広い砂浜をイメージしやすいが、珊瑚の島なので、砂浜はなく、どこも断崖絶壁だ。
広い海、豊かな自然に、当然、感動したけれど、一番心に残ったことは、島には高校がないので、子供たちは中学を卒業すると、親元を離れ、沖縄本島に進学する、ということ。寮もそれほど完備されてないので、1人暮らしする子もいるらしい。
一方、離島の特徴であるが、町の人全員に見守られて子育てされている。幼いときは、しっかり皆の愛情に包まれ、そして15歳になれば、否応なく、自立しなければならない。18歳ならともかく、15歳では少し早い気もするが、ここでは当然のこととして誰もが受け入れていた。
島に滞在したのは、3日間だけだったけど、ここでは、非行、虐待、ひきこもり・・・などといった問題は無縁だろうな、と感じた。