社員同士の不仲・トラブルに対応できていますか?
2024.07.15
カテゴリ:労働
社員同士の不仲・トラブルに対応できていますか?
どこの職場でもあるであろう社員同士の不仲、トラブル。
しかし「社員同士の問題だから、経営者は関係ない」というわけにはいきません。
経営者には、社員が働きやすい職場にするよう、職場環境配慮義務があります。
さらに、社員同士のケンカによって会社にも使用者責任を負わされる場合があります。
仲の悪い2人を切り離すことが、まず基本ですが、特に中小企業だと難しいことも多いでしょう。
以前、何かで「中小で離職が多いのは、労働条件や給料のことより、人間関係が原因」と読んだことがありますが、その通りだと思います。大企業なら、転勤もあるし、社員も多いので限られた人間関係ではないけど、人数の少ない中小で、関係がこじれるといづらくなる。
経営者としては、日ごろの面談等対策をとる必要がありますが、最近は、育児等で休む社員の業務を負担させられ、不満をもつケースも多くあるようです。
その負担をした社員に対し、手当を支給した場合、支給される両立支援助成金育休中等業務代替支援コースもあるので、有効に活用しましょう。