就業規則作成サービス
就業規則に関わるトラブル
就業規則とは、労働者が事業場において就労する上で守らなければならない労働条件を具体的に定めた規則のことです。
下記の点で思い当たることありませんか?
就業規則をいつ変更したか覚えていない
パートやアルバイトの就業規則なんて作成していない
「在籍していた分の賞与をもらう権利はある」と要求された
就業規則に「パートに退職金を支給しないとは書いていない!」と要求された。
セクハラ、パワハラなどに対する懲戒規程がない
一つでも該当するものがある場合、労務トラブルの原因と言えるでしょう。
簡単な自己診断方法
就業規則が現在の法律に沿ったものか自分で確認したいと思う方も多いと思います。
そんな場合、自分で診断できる簡単な方法があります。
それは…
就業規則の最終ページの改訂日欄を確認することです。
多くの就業規則には最後のページに下記のような記載があります。
(記載方法は様々ですので必ずしも下記の通りとは限りません。)
(例)
1. この規則は平成○年○月○日から実施する。
2. この規則は平成○年○月○日から改訂施行する。
3. この規則は平成○年○月○日から改訂施行する。
この最後の改訂日が会社が最後に就業規則を変更した日です。
この最後の改訂日から今日まで大きく日付が空いている場合は、その空いている期間が長ければ長いほど、現在の法律に対応できていない可能性が高くなります。
就業規則を作るにあたって
就業規則を作るにあたって、私の考えも少しお話したいと思います。
・会社設立間もない間は、最低限のことしか約束しない
・人数の少ない会社で、微に入り細に入ったものを作る必要はなし。ポイントだけをしっかり押さえたものを安価で作る。
・「労働時間」と、それ以外を明確にする。
・「環境経営」について、一言でも触れる。
・経営理念があれば、最初に入れる。
会社が100社あれば文化やルールなども100通りあります。
全く同じ会社はありません。
就業規則の作成をご検討中の場合は、私とは考えのちがう社労士の先生もおられますので私の話も参考にしたいという方は、お気軽にご相談ください。
社員のモチベーションをあげる就業規則?
就業規則によってモチベーションは即あがらないと思うが、
就業規則もない、作ろうとしない会社で働き続ける気がおこらないと思う。
長年「社員」だった経験から、「モチベーションがあがらない、働きたくない職場」は、
①人間関係の悪い職場
②労働時間の長い職場
➂自分の「将来」に明るい展望が描けない職場
①、②は就業規則によって解決するのが難しいところがあるが、➂は法律に関係なく、
人事制度やいろんな独自の制度で解決することができる経営者にとって腕の見せ所。
それらも取り入れた「社員のモチベーションをあげる就業規則」を、
経営者、私、そしてできれば社員の三者で考えてみませんか?